教室長 鈴木
茅ヶ崎のパソコン教室【ディードットステーション茅ヶ崎教室】の鈴木です。
Windowsにはサポート期限があり、Windows7は2020年1月14日に終了します。
【要注意】Windows7の延長サポートは2020年1月14日に終了します
これと同じように、マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)にもサポート期限があるのは知ってますか?
Windowsのサポート終了日は話題になりますが、マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)のサポート終了日はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。
そこで今回は、そのマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)のサポート期限と期限切れの場合の対処法について説明します。
マイクロソフトオフィス(Microsoft Office)のサポートについて
自分には関係あるのか?
そもそもマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)と聞いても何か分からず自分には関係ないと思う方もいると思います。
そういった方でも、ワード(Word)やエクセル(Excel)と聞けば分かりますよね?
そのWordやExcelの他にPowerPointやAccessといったビジネス用のアプリケーションをパッケージにしたものの名称がマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)です。
ですからそれらのアプリケーションを使っている場合には関係ないということはありません。
サポート期間は?
マイクロソフトでは、「製品サポートライフサイクルポリシー」に準拠し、製品発売後、最低5年間のメインストリームサポートと、最低5年間の延長サポートを提供しています。
つまり、最低でも合計10年間サポートが提供されているという事です。
バージョンごとのサポート終了日
バージョン | サポート開始日 | サポート終了日 |
Microsoft office 2007 | 2007年1月27日 | 2017年10月10日 |
Microsoft office 2010 | 2010年7月15日 | 2020年10月13日 |
Microsoft office 2013 | 2013年1月9日 | 2023年04月11日 |
Microsoft office 2016 | 2015年9月22日 | 2025年10月14日 |
こちらの表で分かる通り、Microsoft office 2007は既にサポートが終了しています。
もし、いまでもWord2007やExcel2007を使用しているようでしたら、サポートが終了した製品を使っているという事です。
サポートが終了した製品を使うとどうなるのか?
サポートが終了すると、「セキュリティの更新プログラム」はもちろんですが、その他にも仕様変更や新機能のリクエスト、無償サポート、有償サポートなど、マイクロソフトが提供する重要な更新を含む、すべてのサポートが受けられなくなります。
これはかなり危険な状態にさらされるということです。
マイクロソフトオフィス2007を使っている場合どうすればいいのか?
色々な事情から、サポートが終了してもマイクロソフトオフィス2007を使い続けている方もいると思います。
中には「インターネットに繋げなければ大丈夫!」という考えで使っている場合もあると思いますが、USBメモリーなどを使ってファイルを外部とやりとりする可能性があるのでしたら危険です。
マイクロソフトオフィス2007を使っている場合には以下の対策をオススメします。
パソコンを買い替える
最新のマイクロソフトオフィスにする方法で一番おすすめは、新しいパソコンに買い替えることです。
マイクロソフトオフィス2007を使っている場合、パソコンは購入後5年以上は経っているはずなので、これを機に買い替えを検討してみてください。
やはり、最新の製品にするのが結果的には一番安全です。
最新版を購入する
もしパソコンを買い替えないという場合には、マイクロソフトオフィスの最新版の2019を購入する方法があります。ただ、こちらはサポート期限が2025年10月14日までですので、それ以降はサポートを受けながらの使用ができなくなります。
常に最新バージョンを使用し、サポート期限の心配をしたくない場合は1年更新版がオススメです。
最後に
使い慣れたバージョンから最新バージョンに替えることに抵抗感があるのも分かります。
ただ、パソコンを使う限りそこは割り切るしかないので、それを楽しむくらいに気軽に使いましょう。
いずれにしろ、マイクロソフトオフィス2007を使用している場合には、早急の対策を強くオススメします。